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2024.01.14

古墳時代から続く、岡山の備前焼

岡山といえば、「備前焼」で有名ですが、その素朴さゆえに全国ではそれほど知られていないかもしれませんね。今日はその備前焼についてご紹介します。


備前焼:日本の伝統と現代の美を繋ぐ陶芸

備前焼は、その歴史的背景と独特の美しさで知られる日本の陶芸です。岡山県備前市にルーツを持つこの焼き物は、日本六古窯の一つとして、古くから価値を認められてきました。

備前焼の歴史

備前焼の歴史は、平安時代まで遡ります。その頃から、岡山県の豊かな土と特有の焼成技術を活かし、茶の湯の文化と共に発展してきました。戦国時代には、名工として知られる金重陶陽が登場し、備前焼は一層の評価を得ました。

製造工程の特徴

備前焼の最大の特徴は、釉薬を使用せずに高温で焼き上げることです。この方法により、陶器の表面には自然な鉄分が浮き出て、独特の赤褐色が現れます。この色合いは、備前焼を特別なものにしています。

日常生活への取り入れ方

備前焼は、その機能性と美しさから日常生活に簡単に取り入れることができます。茶器や酒器としてだけでなく、花瓶やインテリアとしても素晴らしいです。備前焼のアイテムは、使うほどに味わいが深まり、長年愛用することができます。

まとめ

備前焼は、日本の伝統的な美意識と現代の生活スタイルを融合させる素晴らしい芸術品です。その歴史的背景と製造工程のユニークさを理解し、この特別な陶芸を日常生活に取り入れることで、より豊かな生活を送ることができるでしょう。

先日私のビジネス仲間の「出張陶芸」でオリジナルの備前焼をつくってきました。

自由は発想で、大皿一枚作る人もいれば、細々としたものをたくさん作る人も。

私は片口酒器を作りたく、残った土で小皿やキャンドルホルダーなど、色々と作ってみました。

自分で作った陶器はそれはそれは愛おしく、使うたびに愛着が増していきます。

最近ではインバウンドの方に備前焼体験が大変人気だそうです。

ご興味ありましたら、ぜひ♬

→  出張陶芸HOSHI


備前焼まつり

※備前焼まつりは毎年10月の第3日曜日とその前日の土曜日に開催されている、
備前焼の一大イベントです

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